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ZATTOMee! ~研究者の投資blog~

初めての方でも興味を持ってもらえるよう、米国企業・業界を”ざっと見”するブログ。5年後、10年後に少しでもいい生活ができるように勉強したことや実践したことを発信中!

【基礎編】「新興国」ってなんだ?【ZATTOMEE】

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NISAの投資信託にも採用されている「新興国」。

これってどこの国のことを指すの?例を挙げて説明します。

 

 

どうも。(。・ω・。)

ひーくんです。

 

 

昨日はゲームストップ(GME)株の話題でもちきりですね。

日本のニュースでも取り上げられるとはびっくりしました。笑

 

 

さて、今日はそんなアメリカ市場の中で活躍してる海外企業を紹介していこうと思います!

 

 

テーマは「新興国」!

 

 

 

それでは早速いきましょう!

 

 

 

 

新興国とは?

基本的には「先進国」と区別して用いられることが多い分類です。

新興国

日欧米などの先進国に対し、現在の経済水準はまだ低いものの、高い成長性を秘めた国々のことをいいます。新興国エマージングカントリーとも呼ばれ、具体的には、中南米、東南アジア、中東、東欧などの国々を指します。
特に注目される国々は、BRICsVISTAネクスト11といったグループで表されています。

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/si/J0137.html

 

 

 

例えば新興国の中でも「BRICs」などは高い成長率を維持しています。

 

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BRICs各国の経済成長率の推移(2000~2018 年)

 

 

 

新興国投資信託を見てみる

では実際どんな地域、企業があるのか。

毎回恒例ですが、楽天証券で「新興国株式」の投資信託を見てみましょう!

 

 

 

今回参考にしたのは、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」です。

ファンドデータはこんな感じです。

 

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楽天証券より

 

コロナ以降は堅調に推移していますね。

株式ベースの投資信託の中でも、比較的人気なようです。

 

 

それでは中身を見ていきましょう。

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月次レポートより

台湾韓国中国を中心に、インド、ブラジル、南アフリカなどが組み入れられています。

 

 

 

ん?

 

台湾や中国を抑えて「ケイマン領」ってあるけどなんだ?

ちょっと気になったので調べてみました。

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GoogleMaps

ケイマン諸島は観光業と金融サービス業が有名。米国を中心とした多数の観光・商用目的の訪問客が訪れるカリブ海地域において人気の高いリゾート地。首都ジョージタウンは、金融機関や会計士事務所なども多い。

ケイマン諸島には"租税回避地タックスヘイブン"としての一面もある。
(※タックスヘイブン:一定の課税の軽減や免除される国・地域のこと。)

ケイマン諸島の税収入の大半は不動産登録税・輸入関税であり、租税回避を主な目的として、登記上はケイマン籍である企業やケイマン籍を有するファンドも多く、そのような企業・ファンドに投資している場合、レポートに投資国として「ケイマン(領)」などと記載される。

 

 

今回のケースで言うと、アリババやテンセント、JDといった中国企業が租税回避目的で登記を「ケイマン領」としている可能性が高いですね。

 

 

そうなってくると「ケイマン領=中国」と考えても良さそうなので、本ファンドの34.4%、3分の1以上が中国企業で構成されていることになりそうです。

 

 

 

※目論見書では40%超になっていますね…。

 2021年度の目論見書では、ファンドの構成比も更新されているようです。

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目論見書より

 

 

やはり新興国の中でも「中国」が注目されていることは間違いなさそうです。

 

 

 

 

新興国経済はどうなの?

2017年からの騰落率で比較すると、

 中国株:△104.7%

 米国株:△71.9%

 インド株:△62.8% となっており、

いずれも日本株(△25.1%)を上回っています。

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楽天証券より

高い成長率をもつ国の企業に投資できるということは、

高いリターンが期待できる、ということですね。^^

 

 

 

※ただし「新興国」、つまり「"未"先進国」であることの理由があることは理解しておきましょう。

例えば、「為替リスク(ブラジルなど)」「政治リスク(中国など)」が挙げられます。

 こういったリスクが先進国株式に比べて大きいことはしっかり理解しておきましょう!

 

 

 

 

新興国を具体的に見ていく 

新興国についてイメージはもてたかと思いますので、

さっそく僕が注目している国について簡単に書いていきますね!

 

 

中国

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言わずと知れた成長大国です。

人口、科学技術、軍事力、GDPなどどれをとってもすでに世界屈指の経済大国のイメージです。(なんで「新興国」に入っているのやら…。^^;)

 

 

中国といえば、「BAT」が有名でしょうか。

中国の大手IT系企業3社である

の頭文字をとったものです。(中国版 GAFA と思っておけばOKです^^)

BATの特徴を簡単にまとめるとこんな感じですね。

 

Baidu(百度バイドゥ

中国最大の検索エンジンを提供する、中国のGoogle

〈提供サービス〉

・Baidu:検索エンジン(MP3検索可)

Baidu IME:日本語入力

百度全景:ストリートビュー

・Simeji:音声入力

 

 

Alibaba(阿里巴巴集団、アリババ)

企業間電子商取引B2B)のオンライン・マーケットを運営する、中国のAmazon

〈提供サービス〉

・Alibaba:企業間電子商取引

淘宝網電子商取引

・天猫:電子商取引

Alipay(支付宝):オンライン支払いサービス

 

Tencent(騰訊、テンセント)

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売上高では世界最大級のゲーム会社。ゲーム事業、SNS事業が主力。

〈提供サービス〉

・WeChat(微信

テンセントQQ騰訊QQ=インスタントメッセンジャー

・テンセントゲームズ

 

 

その他にもいい企業はめちゃくちゃあるんですが、今回は簡単な紹介にしておきます。

 

 

もし中国株に興味があって、投資してみたい!ということなら、まずは「ETF」から始めてみるのもいいかもしれません。

 

 

 

▼ 参考記事です ▼

個別株よりもリスクを抑えられるETFがオススメです。
hideson-gifufufu.hatenablog.com

 

 

 「iFreeActive チャイナX」という投資信託の紹介です。

hideson-gifufufu.hatenablog.com

 

 

 

 

インド

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インドの最大の強みは、「今後の期待される人口増加」です。

 

人口が多いということはそれだけで大きなマーケットであり、現段階で参入しておくことで、今後拡大するマーケットのシェアを大きく握ることも期待されるのでは、と思ってます。

→巨大な人口と経済成長ポテンシャルの高さに魅かれて世界中から資金が流入しており、資本流入>>経常赤字となりやすい

 

インドの株価は2020 年 3 月に急落したものの、他の新興国を上回る勢いで急速に回復しており、11 月には過去最高値を記録するほどまで上昇しました。

インドの今後の経済成長に対する投資家の期待感が非常に高い!!

(ポスト・コロナの株式市場では、インドの独り勝ち状態か?)

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BRICs各国株価指数の推移(2010 年 1 月=100)

 

 

ではインド企業としてはどんな企業があるのでしょうか?

※今回はナスダックに上場している企業のみ紹介します。

 

 

Makemytrip($MMYT)

オンライン旅行サービス会社。

ウェブサイトを通じて、旅行プラン企画のほか航空券やホテル、パッケージツアー、鉄道、バス、レンタカーの予約サービスを提供する。旅行保険の販売も手掛ける。

→イメージとしては「トリップアドバイザー」みたいな感じですかね。ポストコロナで期待できる企業です。

 

 

 

(以下の現状も追い風になりそうです!)

・インドの人口は2050年までに中国を超える予測

・インターネット普及率も現在の40%→2030年に60%予測

・インドのホテルの90%は独立(ブルーオーシャン

・Incredible India 2.0がもたらす旅行業界の機会増 ▼

t.co

 

 

※ただしコロナによって収益は大幅減しています。

 (2020Q3では、YoYで▲60%とかになっていました。)

 →もう少しワクチンなどの様子を見てからインすべきかもしれないです。

 

 

 

 

 

Azure Power Global($AZRE)

太陽光発電事業者。

太陽エネルギープロジェクトの設計、建設、維持管理、運営。

 

 

インドは、太陽光発電や陸上風力発電を中心とする低コストの自然エネルギーにも積極的に投資している。先進的な自然エネルギーの導入政策を進めていて、安定した電力供給のための新しいオークション制度が注目される。

→再生エネルギーが世界で最も安くなる?

 

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インドの電源構成(発電量ベース、2010~2019年)

 

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インドの2022年の自然エネルギーの目標と進捗(2020年6月時点)

→2022年中の達成は難しそう…。ただし太陽光発電が大きなウエイトを占めるのは間違いない。

 

 

こちらのサイトを参照しました

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

www.renewable-ei.org

 

 

 

 

 

 

Infosys($INFY)

コンピューターサービス会社。

e-ビジネス、プログラム管理、サプライチェーン・ソリューションを含むITコンサルティングおよびソフトウエアサービスを提供する。

主なサービス:アプリケーション開発、製品の共同開発、システムの実用化など。

顧客ターゲット:保険、銀行、通信、製造業。

 

(2020年3Q決算)
☑ EPS:+0.17¢ (予想EPS:+0.15¢)

☑ Revenue:3.516B (予想売上高:3.38B)

まだ決算書読み切れていないですが、どちらも予想を超えてきたようです。

 

 

 

 

Sify Technologies($SIFY)

ITソリューション会社。

インド版Googleになるのではと期待されている企業。

→まだITインフラが整っていないインドに、コロナが半ば強制的にITの必要性を投げかけた現状を俯瞰してみると面白いですね。

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SIFY:事業ポートフォリオ

 

インドのIT関連などはまだまだ成長余地がありますので、いずれかの銘柄を持っておくと面白いかもしれません。^^

 

 

※これは覚えていて欲しいのですが…インドは複雑な社会背景があります。(インドはまだまだカーストが厳しいらしい。)

→優秀な人がいても教育機会が得られない、会社の中で適材適所に就けない。しかし、ソフトウェア界隈はカーストは関係しておらず、誰でも就職できる。

 

またインドは猛烈な受験戦争があり、トップ大学のインド工科大学に入り、エンジニアになるのが花形なんだそう。インド工科大学の卒業生はGoogleなどから引っ張りだこになるみたいです。

 

 

 

 

イスラエル

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イノベーション国家」と「スタートアップ国家」というニックネームを持つ。

 

イスラエルの人口は、わずか900 万人。(東京都よりも少ないとは驚きました…。)

その中で、国民の教育レベルは高く、世界的に有能な研究者を多数輩出しています。

 

イスラエルの研究開発費は対GDP比でトップレベルの水準にあります

→その高い技術力を求めて、海外からの投資額は近年増加傾向で、人口一人当たりのベンチャー投資額も高い水準です。「can-do-anything」

 

 

またITにも国を挙げて力を入れており、多くの注目テック企業を輩出してます。そしてそれらの企業の多くが米国株式市場に上場しています。

 

 

〈ナスダックに上場しているイスラエル企業〉

 ◆総数:69社 ←ナスダック構成銘柄数(2993社)の2.3%

 ◇ヘルスケア企業:38社

 ◇テクノロジー企業:24社

 ◇資本財企業:7社。

 ※2020年には、Ayala Pharmaceuticals(AYLA)、Nano-X Imaging(NNOX)、PolyPid(PYPD)参入

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

yoshi.substack.com

 

 

 

(個人的に)有名な企業をざっと挙げてみます。

 

  • Fiverr( $FVRR ):フリーランスサービス検索
  • Inmode( $INMD ):医療機器
  • Perion Network( $PERI ):デジタルメディア(オンライン広告)
  • WIX( $WIX ):ドラッグ&ドロップHP作成ツール開発
  • Nano Dimension( $NNDM )3Dプリンター用インク
  • Jfrog( $FROG ):ソフトウェア開発
  • Lemonade( $LMND ):保険のイノベーション
  • Nanox( $NNOX ):医療用画像テクノロジー
  • DarioHealth ( $DRIO ):糖尿病モニタリングソリューション
  • ReWalk Robotics ( $RWLK ):外骨格歩行器具

 

 

すぐにこんなに出てきました!^^

 

 

中でも、個人的に注目しているのは

$NNDM」「$LMND」「$DRIO」あたりですかね!

 

 

ここら辺の企業については、

また別の記事でも詳しく解説します!

 

 

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 $NNDMはこちらの記事で解説しています。

hideson-gifufufu.hatenablog.com

 

 

 

▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

 $DRIOはこちらの記事で解説しています。

hideson-gifufufu.hatenablog.com

 

 

 

 

まとめ

それでは今回の記事をまとめます!

 

POINT
  • 新興国は今後の経済成長込みで期待できるマーケット!
  • 中国はもはや鉄板!ETFでの投資もアリ!
  • インドはポストコロナで期待できるかも。
  • スタートアップ企業に投資するならイスラエルも選択肢に!

 

また今回紹介した3ヶ国のうち、中国とイスラエルは「対GDPのVC投資額」が非常に高いことも特徴です。

 

※他国に比べ例外的に数値が高く、スタートアップ投資の成熟さを示します。ほとんどの先進国は0.10%以下の水準です。

 

 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼

initial.inc

 

 

新興国に上手に投資していくことで、米国株式のみの投資よりもより大きなリターンを得られるかもしれませんね!

 

 

僕は断然「イスラエル推し」です。

イスラエルしか勝たん!( ≧▽≦)b 

 

 

時間があればイスラエル企業のまとめ作ります。

 

 

それではまた。